これほど面白いのに、これほど行きにくい島
カミギンは、車なら90分で一周できる島に7つの火山がひしめく場所です。1870年代の噴火で沖合に沈んだ墓地があり、今は海に立つ十字架がその目印。滝があり、炭酸泉の温泉があり、午後の暑さを忘れさせる冷泉があり、カンタアンにはオオシャコガイの保護区があります。そしてホワイトアイランドは、火山の稜線を背にずらりと従えた、何もない砂州です。10月には島を挙げてランソネス(果物)の祭りが開かれます。
ところが、旅程にカミギンを入れる人はほとんどいません。理由はただひとつ、行くこと自体が一大事だからです。マンバハオにある小さなカミギン空港への定期便は少なく、セブとの細い路線は季節によって運航したりしなかったりで、運航時はすぐに売り切れます。ほかの人はみな海路で向かいます。毎日は運航していないボホールのハグナからのフェリーか、ミンダナオ北部を大きく回るルート、つまりカガヤン・デ・オロ経由のバスでバリンゴアンまで行き、そこから海峡を渡る方法です。セブやボホールから東への「ちょっとした移動」が、まる1日がかりになるのは珍しくありません。
カミギンにチャーターがぴったりな理由
- 着陸前のアプローチそのものが歓迎です。ボホール海を渡ると、海から火山群がせり上がってきます。これから降り立つ海岸線の上に、ヒボック・ヒボック山とその兄弟たちが重なり合うようにそびえています。島の姿をこれほど鮮やかに見せてくれる到着は、フィリピンでもそう多くありません。
- 週末旅行が現実的になります。カミギンは2〜3日で楽しむ島ですが、陸路と海路ではその大半が移動で消えてしまいます。金曜の朝にセブを発てば、お昼にはアーデント温泉に浸かっています。
- ビサヤ諸島の周遊が完成します。パングラオとシキホールはカミギンの西、ちょうど飛行ルート上にあります。だからこそ当社の5島周遊ルートは、フェリーの旅程のようにカミギンを飛ばすことなく、ここを終着地にしています。
- 天候による影響が小さくて済みます。海峡が荒れると、フェリーは何時間、時には丸1日港で足止めになります。40分のフライトの日程変更なら、短い旅への影響もずっと小さく抑えられます。
旅の実用情報
カミギン空港は島の北海岸のマンバハオにあり、ほとんどのリゾートやホワイトアイランドへの船着き場から数分です。チャーターで使う小型機にちょうど合った小さな飛行場で、国際線ターミナルならゲートまで歩いているくらいの時間で通過できます。機体を丸ごと予約して皆で割り勘にしましょう。セブ発の4〜6人のグループなら、1人あたりの費用はフェリー、バス、送迎に費やす1日と十分に張り合えますし、そんな1日を惜しむ人は誰もいないでしょう。セブ〜カミギンのチャーター便の最新料金をご覧ください。日程に融通が利くならエンプティレッグ一覧もチェックを。東へ回送するセブ拠点の機体が、この路線を大幅割引で出すことがあります。
